蝶尾
■ 歴史と名前の由来:
 中国より1970年代の後半に輸入された金魚です。
(日本でも人気のある金魚のため、現在は日本でも生産しています。)
尾鰭(おびれ)の形が上から見ると、
羽を広げた蝶のように見えるため「蝶尾(チョウビ)」と命名されました。
「蝶尾(チョウビ)」は、カラーバリエーションが豊富で模様により、以下のように呼ばれます。
白い体に、目や各ヒレに黒がのったタイプは「パンダ」や「パンダ金魚」、
「パンダ蝶尾(パンダチョウビ)」と呼ばれます。
赤と黒の模様のものを「レッサーパンダ」と呼びます。
珍しい模様には、「瑪瑙蝶尾(メノウチョウビ)」などあります。
変化に富んだ薄紫色のような不思議な体色です。
他にも「瑪瑙(メノウ)」の模様を持つ金魚はいます。
詳しくは、「瑪瑙(メノウ)」の解説をご覧下さい。
■特徴:
 頭部に肉瘤はなく、体型は「出目金(デメキン)」とほぼ同じ体型をしています。
(目の突出具合は「出目金(デメキン)」より控えめです。)
最大の特徴は尾鰭(おびれ)で、大変長く伸び、
特に尾の付け根部分は両翼に著しく広がり、
上から見るとまるで蝶が羽を広げたように見えとても優雅な金魚です。
■ 飼育難易度:
 ふつう
■ 入手難易度:
むずかしい